流沙の楼蘭

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流沙の楼蘭

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784560030158
  • NDC分類 222.8
  • Cコード C0022

内容説明

楼蘭王国の興亡と、人々の哀歓を描く。

目次

1の章 楼蘭、そのあけぼの
2の章 楼蘭、そのよろこびとかなしみ
3の章 楼蘭、傀儡王国となる
4の章 〓善王国と動乱の西域と
5の章 5人の王の世紀、〓善繁栄の百年
6の章 楼蘭、その風雲と衰退の時代
7の章 楼蘭、その余映そして沈黙
8の章 よみがえる楼蘭

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

韓信

1
文献史料と考古学的成果をもとに平易に綴る楼蘭(鄯善)通史。あまり期待しないで読みはじめたが、班超の子の班勇や五胡十六国時代の西域情勢、李柏文書の背景などにも言及しており、読み応えがあった。また、唐代の伊州に鄯善系と思しき人々が移住していたのは初めて知った。康艶典の勢力を西突厥の尖兵たるソグド武装商人団と見なすのはどうかと思うが。トルファンが栄えてクロライナが衰退した理由として、乾燥化や西域北道の活性化のほかに、高低差による人工流出や、楼蘭は牧畜が主体なので移動に抵抗がなかったという指摘は正否はともかく新鮮2023/01/15

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