出版社内容情報
マッターホルン北壁冬期登攀からジャヌー北壁初登に至るまで、常に日本の登山界をリードしてきた世界的アルピニストが、本格的登山を志す若者のために書き下ろした技術書。著者の豊富な体験と強烈な実践力により、単なる技術の粋を越えた、スケールの大きなアルピニストへの道を解き明かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つちのこ
2
1979年頃読了。岩崎元郎著『沢登りの本』と対を成すハウツー本。当時、岩登りを志すクライマーなら、こぞってこの本を読んだのではないかと思う。フリークライミングが当たり前となった今、アブミを使う人工登攀は今となっては時代遅れだが、この本を読んで必死に練習したことを覚えている。
