中世を生きぬく女たち

中世を生きぬく女たち

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  • サイズ B6判/ページ数 386,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784560029282
  • NDC分類 367.23

内容説明

かつて、女性の地位はもっと高かった。ここではおよそ千年間の女性史をとり扱っている。物語の出だしは、「女性像の変化」という突然変異で始まり、それが運命の糸車をまわしはじめた。

目次

第1部 カテドラル以前の時代(女性の新しいタイプ―修道女;女性と教育)
第2部 封建時代(家庭の主婦;「恋愛、それは12世紀の発明」;女性と社会生活―結婚;女性と経済活動―農村と都市;女性と政治権力)
第3部 カテドラルの時代がすぎたのち(恋愛法廷から大学まで;2人の普通の娘カテリーナとジャンヌ)
結論 中世の女性から現代の女性へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みか

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中世において、非常に強い女性蔑視の精神があった一方で、対極的に非常に強い女性崇拝があったことは驚きです。宮廷風恋愛における、女性に対するへりくだった奉仕、愛する女性との交流による自己の人格陶冶、情熱的な訴えは、たしかに宗教的とも見えます。マリア崇拝と貴婦人崇拝の相関関係は、キリスト教という宗教の体系や聖務への、一種の対抗またはパロディーだとも言えるでしょう。2006/08/02

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