内容説明
かつて、女性の地位はもっと高かった。ここではおよそ千年間の女性史をとり扱っている。物語の出だしは、「女性像の変化」という突然変異で始まり、それが運命の糸車をまわしはじめた。
目次
第1部 カテドラル以前の時代(女性の新しいタイプ―修道女;女性と教育)
第2部 封建時代(家庭の主婦;「恋愛、それは12世紀の発明」;女性と社会生活―結婚;女性と経済活動―農村と都市;女性と政治権力)
第3部 カテドラルの時代がすぎたのち(恋愛法廷から大学まで;2人の普通の娘カテリーナとジャンヌ)
結論 中世の女性から現代の女性へ