東ゴート興亡史―東西ローマのはざまにて

東ゴート興亡史―東西ローマのはざまにて

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  • サイズ B6判/ページ数 194,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560028766
  • NDC分類 230.4
  • Cコード C0022

出版社内容情報

 つとにヨーロッパの歴史の舞台から退場し去ったゲルマンの一部族、ゴート族。その初期の移動から、かつてのローマ帝国の本拠地イタリアに名君テオドリック王の下で東ゴート王国を築きながらも、ビザンティン帝国に滅ぼされるまでの苦闘と盛衰の歴史を、書き下ろしで描く壮大な歴史読物。

内容説明

「ゲルマン民族大移動」の主役・東ゴート族は、一時期、ローマ帝国の拠点イタリアに王国を築いたが、ビザンティン帝国との二十年に及ぶ死闘の後、玉砕に近い形で歴史の舞台から消え去った…。このゲルマンの一部族、東ゴート族の戦いと滅亡の過程を描く歴史物語。

目次

民族大移動の時代
イタリアの東ゴート王国
テオデリックの晩年と死
ユスティニアヌス一世とその世界
破滅への道

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

20
ゲルマン民族の大移動から始まるゴート族の興隆と滅亡をサックリと簡潔に纏めた本。勇敢なゲルマン人たちさえ恐れたフン族のアッティラ、西ローマ帝国を滅ぼしたオドアケル、そして、そのオドアケルを倒しイタリアを支配した東ゴート族の王テオドリックなどなど…。今までローマ側の視点で歴史を見ることが多かったので、蛮族側から見た地中海世界は新鮮で面白かった。文体も柔らかくて読み易いので、歴史物あまり読まない人にもオススメ。2014/08/30

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