出版社内容情報
ヨセフスの著作を抜きにしてユダヤ・キリスト教史、ヨーロッパ史を真に理解することはできない。本書はヨセフスの貴重な紹介書であると同時に、ローマに挑んだユダヤ戦争の敗北を機に世界に離散する運命をたどったユダヤ民族の内奥に迫る第一級の歴史書。
内容説明
ヨセフスの著作を抜きにしてユダヤ・キリスト教史、ヨーロッパ史を真に理解することはできまい。本書はヨセフスの貴重な紹介書であると同時に、ユダヤ戦争を機に世界に離散したユダヤ民族の内奥に迫る第一級の歴史書である。ローマ帝国理解のための必読書として欧米で読み継がれてきたロングセラー。
目次
第1章 若きユダヤの貴族
第2章 精神的な選択
第3章 ローマへの旅
第4章 ガリラヤの指揮官
第5章 生き残りの術
第6章 カエサリヤの捕らわれ人
第7章 エルサレムの城壁の下で
第8章 ローマのユダヤ人
第9章 歴史家という職業
第10章 死後の運命