二十世紀を変えた女たち―キュリー夫人、シャネル、ボーヴォワール、シモーヌ・ヴェイユ

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  • サイズ B6判/ページ数 260,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560028247
  • NDC分類 283.5
  • Cコード C0023

出版社内容情報

革命的な物理化学者キュリー夫人、斬新な婦人服の開発者シャネル、女性の自立を推し進めたボーヴォワール、不退転の政治家シモーヌ・ヴェイユ。四人の女性の生き方を通して二十世紀を捉え直す小伝集。

内容説明

激動の世紀にまったく新しい生き方をつらぬいた四人の女性。彼女たちの波乱の人生を描く書き下ろし評伝。

目次

序章 二十世紀以前に生きた三人の女性(太陽王の寵姫、モンテスパン候爵夫人;フランス革命の女、ロラン夫人;十九世紀の新しい女、ジョルジュ・サンド)
キュリー夫人―スキャンダルをも乗り越えて
ココ・シャネル―ファッションに二度革命を起こす
シモーヌ・ド・ボーヴォワール―女の生き方の革命的転換点
シモーヌ・ヴェイユ―女性政治家の可能性

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星落秋風五丈原

34
著者はマリー・キューリーとココ・シャネルの生きた時代を「嵐の時代」 シモーヌ・ド・ボーヴォワールと、シモーヌ・ヴェイユの生きた時代を「風の 時代」と定義づける。「嵐の時代」とは、新しい生き方を目指す女性にとって逆風の 吹き荒れた時代、「風の時代」とは、自らが風を起こし社会変革をもたらす時代。 年代順に評伝となっているので、20世紀、女性の生き方が少しずつ、どう 変わっていったのかということが読み取れるつくりに。2004/12/08

やまやま

13
個人的にはシャネルが来ればセリーヌと仏右派カルチャーに関心を持ったことやフェミニズム思潮の二十世紀末の思い出などをよみがえらせていただき感謝しましたが、キュリーさんは若干取り合わせが微妙な気がします。女性活躍の代表なんですよ、ということかもしれませんが、これが二十世紀末の状況だったとすれば、やはり、歴史における二十年というのは短くも長いことで変化を感じます。ヴェイユさんはW姓の方を思い浮かべたという他評と同様、私もそうで、V姓さんのことは知らなかったのですが、感嘆すべき歴史を紹介されます。2021/06/20

kana

2
キュリー夫人の伝記は子供の頃読んでいたけど、大人になって改めて読むとキュリー夫人の凄さがよく分かります。他の方々も正に時代が生んだスーパーウーマン。2009/05/05

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