ヨーロッパの知的覚醒―中世知識人群像

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  • サイズ B6判/ページ数 308,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560028216
  • NDC分類 230.4
  • Cコード C0022

出版社内容情報

西欧世界にはじめて社会的にも文化的にも真にヨーロッパ的なものが出現したのはいつだったのか。ヨーロッパに知的覚醒が生み出される歴史的過程をドラマティックに描いた古典的名著。

内容説明

真の西欧的な知が誕生する歴史的過程をドラマティックに描いた古典的名著。

目次

第1部 アルクインの時代(歴史的背景;古典文化の衰退;シャルルマーニュとその周辺 ほか)
第2部 ジェルベールの時代(千年の恐怖;歴史的環境―オリエント世界;歴史的環境―西ヨーロッパ ほか)
第3部 アベラールの時代(西欧の覚醒;文化の充実;アベラール ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サアベドラ

11
中世ヨーロッパのインテレクチュアル・ヒストリーの信頼できる概説。著者のフィリップ・ヴォルフはマルク・ブロックの弟子で専門は中世経済史および社会文化史。中世の3つの知的文化活性期、すなわち9世紀のカロリング・ルネサンス、10世紀のオットーネン・ルネサンス、そして12世紀ルネサンスを各時代を代表する人物(それぞれアルクィン、ジェルベール(シルヴェステル2世)、アベラール)を軸に描写する。社会史的記述に比重が置かれており、中世の知識人が問題にした神学や哲学それ自体の話は少なめ。そこらへんは他の本で補完すべし。2015/01/31

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