「科学革命」とは何だったのか―新しい歴史観の試み

「科学革命」とは何だったのか―新しい歴史観の試み

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  • サイズ B6判/ページ数 222,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560028155
  • NDC分類 402
  • Cコード C0040

出版社内容情報

 歴史上の一大変革とされてきた17世紀の科学革命は本当はなかった!? 近代自然観の礎となった〈科学革命〉という事件を、最新の情報と歴史意識によって問い直した画期的な論考。

内容説明

ルネサンス、宗教改革と並ぶ歴史的大変革―17世紀科学革命。だがそれは実際に起こったのか。

目次

第1章 何が知られたか
第2章 いかにして知られたか
第3章 何のための知識であったか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

悠里

1
「科学」というものが確立する過程を詳しく見ることが出来た。特に、ニュートンによる数式の導入でどのように科学というものが出来ていったのかを理解したかったため、その点読んでよかったと思える内容が多々あった。科学以前の知的活動は自然哲学などであって、決して「科学」ではない。これから、科学史や昔に書かれた文献を読む時、ここで得た知識を踏まえて読んでいきたい。2017/06/24

いとう・しんご singoito2

0
デカルトやボイルらの「科学革命」は現代の思い込みで歴史的事実ではない、と言う本。近代思想史に興味のある人にはオモシロ言うかもしれないけれど、たとえばデカルトを読んだり、ブローデルを読んだり、ある程度、勉強した人には食い足りないと思います。2021/05/19

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