出版社内容情報
ノルマンディの地方領主にすぎなかったオートヴィル家の兄弟。彼らは11世紀の中頃に、その根拠地を遠く南イタリアの地に移し、数世代にわたる戦いのすえ、下剋上さながらに近隣諸侯の領地を切り取り、やがてはシチリア王国を建国するにいたる。南イタリアのノルマン騎士の活躍を描く一大叙事詩。
内容説明
ノルマンディの地方領主にすぎなかったオートヴィル家の一族。彼らはその根拠地を遠く南イタリアの地に移し、下剋上さながらに近隣諸侯の領地を切り取り、やがてはシチリア王国を建国するにいたる。ノルマン騎士の活躍を描く一大叙事詩。
目次
プロローグ ノルマンディ
第1章 ノルマン人、南イタリアへ
第2章 ロベール・ギスカール登場
第3章 ノルマン人、シチリアへ
第4章 古い支配の終焉
第5章 世界の恐怖―ロベール・ギスカール
第6章 シチリア王国の成立
第7章 ノルマン朝シチリア王国の変遷
エピローグ 十字軍のノルマン人