タータンチェックの文化史

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  • サイズ B6判/ページ数 225,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560027998
  • NDC分類 753.3
  • Cコード C0076

出版社内容情報

デパートの紙袋から制服まで!日本に根づいたタータン・チェック柄の歴史と文化について解説し、発祥の地スコットランドの魅力に迫る。

内容説明

デパートの紙袋から女子高生の制服まで、日本にタータンチェック柄が浸透して久しい。その歴史と文化についてたのしく解説し、発祥の地・スコットランドの魅力を紹介する。

目次

第1章 タータンに彩られたニッポン(タータンはいつごろ日本に入ってきた?;タータンを上手に取り入れた百貨店 ほか)
第2章 タータンを生んだスコットランドってどんな国?(激しくも哀しい、スコットランドの歴史;スコットランドには偉人がいっぱい!)
第3章 タータンはどのようにしてスコットランドの文化になったか(タータンはこうして象徴になった;そしてタータンはブームになった)
第4章 タータンをさらに深く知ろう(タータン生地の秘密を探る;自分の好きなタータンを見つける)
第5章 タータンゆかりの場所を訪ねて(家系図を書いてみよう;タータンはどのように作られているのか ほか)

著者等紹介

奥田実紀[オクダミキ]
1966年、仙台市生まれ。コピーライター、編集者を経てフリーライターに。日本スコットランド協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

帽子を編みます

63
タータンの本を続けて読みました。タータンにまつわる諸々が取り上げられていて面白かったです。第一章はタータンと日本の関わり、ベイ・シティ・ローラーズ、チェッカーズ、伊勢丹タータン、『キャンディ♡キャンディ』(バグパイプとキルトスタイルをこれで知った方も多いのでは)、漱石とスコットランド、鴎外とタータン、どこをとっても興味深いです。スティーヴンソンも載っています。スコットランドの歴史もわかりやすくまとまっています。タータンの知識も通り一遍のものでなく現地での取材も充実していて、読んで良かった一冊となりました。2022/03/04

takao

1
一族の象徴2017/09/24

鍵窪錠太郎

0
著者自身が後書きで「気軽に読めるタータンの入門書のような本」と書いている通り、スコットランド史の概説や日本におけるタータンなど、前半の内容はやや薄かったように思える。後半のタータンを巡るスコットランド人の考えや、氏族的なクラン、キルト、色々なタータンを巡る話が出て来たので良かったが纏まりに欠けている感が否めない。もっとも、これは本場でも考えが割れている上に起源が定かではないなど、仕方ないのかも知れない。当人の熱意が前面に出過ぎており、良書というには抵抗が有るが読んで得る物の有る一冊。2017/02/03

Naranja

0
『タータン・チェックの歴史』『図説タータン・チェック』を以前読んだが、こちらはそれより前に書かれたもの。国の歴史も詳しく書かれていて、「スコットランドとイングランドは、ひとつになれない」なんていう章もあって、EU離脱でスコットランド独立の機運が再び高まっている現状と重ねてしまった。『時の旅人クレア』に出てきた言葉もたくさん出てきて、次巻以降がますます楽しみになった。伊勢丹のは「アンシェント・タータン」、三越のはオリジナル。ダイアナ妃の追悼タータンも素敵でした。2016/07/05

ゆかり

0
ちょっぴり期待外れ…?もっとカラーでもっとたくさんの種類見たかった。そして「私が私が」感がちょっと強し…。愛は伝わってくるけど。2015/03/20

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