出版社内容情報
ルソーやローベルト・ヴァルザーなど、偏愛した孤独な作家たち。時空を超え生きる苦悩のごとき普遍的な生々しさが浮かび上がる。
【著者紹介】
1944?2001年。ドイツ生まれ。「アウステルリッツ」で全米批評家協会賞、ブレーメン文学賞を受賞。将来のノーベル文学賞候補と目されながら、交通事故で急逝。
目次
天に彗星がいる―“ライン地方の家の友”に敬意を込めて
この湖が大西洋であってくれたら―サン・ピエール島を訪ねて
なにを悲しむのか私にもわからない―メーリケ追想
死は近づき時は過ぎ去る―ゴットフリート・ケラーについての覚え書
孤独な散歩者―ローベルト・ヴァルザーを心に刻むために
昼と夜のように―ヤン・ペーター・トリップの絵画について
著者等紹介
ゼーバルト,W.G.[ゼーバルト,W.G.] [Sebald,W.G.]
1944年、ドイツ・アルゴイ地方ヴェルタッハ生まれ。フライブルク大学、マンチェスター大学などでドイツ文学を修めた後、各地で教鞭をとった。やがてイギリスを定住の地とし、70年にイースト・アングリア大学の講師、88年にドイツ近現代文学の教授となった。散文作品『目眩まし』(90年)、『移民たち 四つの長い物語』(92年)、『土星の環』(95年)を発表し、ベルリン文学賞、ハイネ賞など数多くの賞に輝いた。遺作となった散文作品『アウステルリッツ』(01年)も、全米批評家協会賞、ブレーメン文学賞を受賞し、将来のノーベル文学賞候補と目された
鈴木仁子[スズキヒトコ]
1956年生まれ。名古屋大学大学院博士課程前期中退。椙山女学園大学教授。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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