柘榴のスープ

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  • サイズ B6判/ページ数 266p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560027462
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

流血のテヘランから逃れた美しき三姉妹、アイルランドの田舎町で開いた、ペルシア料理店のお味は?官能と癒しの郷土料理、運命の出会いと恋、そして感動の結末へ…。イラン系女流作家による、世界的ベストセラー小説。

著者等紹介

メヘラーン,マーシャ[メヘラーン,マーシャ][Mehran,Marsha]
イラン革命直前、テヘランに生まれる。80年代、家族とともに動乱から逃れて、アルゼンチンに渡る。両親がブエノスアイレスで中東風カフェを営み、メヘラーンは同地のスコットランド系の学校で教育を受ける。アメリカ、オーストラリア、アイルランドで暮らし、現在はアイルランド人の夫とともにニューヨーク在住。『柘榴のスープ』で小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きゅー

20
スパイスが鼻孔をくすぐる一冊。イラン出身の姉妹3人が、アイルランドの田舎町にやってきたことで生じた混乱と驚きが、彼女たちの陰惨な過去を織り交ぜつつ描かれる。物語を盛り上げようという雰囲気、いかにも悪人といった風の登場人物、偏狭な小村といった道具立てに作者の姿が見え隠れしてしまうのが残念。ストーリー、人間の描き方、比喩表現など全体的に装飾がきらびやかすぎるようだけど、それも陰鬱なアイルランドの風景には映えるのかも。たびたび登場するペルシャ料理が物語に華を添える。村八分な嫌がらせもわりとマイルドで安心した。2012/09/20

るすみら

11
色彩と芳香の描き方が美しいものがたり。ハーブのしたたる緑や落ち着いた暗紅色の壁、イスファハーン産タイルの様なターコイズの反射光…クローブや薔薇の香り・官能的な料理の匂いに包まれ、色彩に囲まれる感覚は快い。特に後半はストーリーを頭の中で補ってゆく必要も感じたが、翻訳小説をある程度読み慣れていたら問題にならないと思う。章の冒頭ごとに挟まれる料理のレシピで、登場人物の作る料理の香りも想像しやすい。本の舞台はアイルランドの小さな町。若い三姉妹が革命中の祖国イランを後にし、その町にペルシャ料理店を開くのだが…2009/05/12

イボンヌ

9
作者はイランの方で、ペルシャ語の人名や料理名に難儀しながら読みました。柘榴は希望の果実、生命の果実2017/12/10

きりぱい

9
ペルシャ料理の店「バビロンカフェ」が出す料理は、体の陰と陽を調和させ、人の心をも解放する。そういう意味では下にも出ている『ショコラ』を思い出させ、『バベットの晩餐会』のラストなんかもほうふつ。香辛料やハーブがエキゾチックに匂い立つ描写に味覚中枢を刺激され、ああ、こういうの好きだ・・と思っていたら、後半は穏やかならぬ展開に。祖国を離れた過去や偏見につきまとわれる辛い思いが、姉妹の絆をいっそう深める様子に胸が痛い。それでも、笑えるところもあって暗くなりきらず、癒しと希望を余韻として残す物語が心地よかった。2009/07/29

秋良

8
個人的に、世界でいちばん羊を美味しく料理するのは中東の人だと思う。一部をトルコ料理に置き換えて読んだ。シロップたっぷりのバクラバ食べたい。2018/03/11

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