内容説明
見事な分析と狂気の沙汰と評されながらも、常に印象深く、聴衆の心を奪い続けた異才のピアニズム。神秘と驚異の50年の生涯を彼自身の発言や新資料をもとに描きあげたグールド伝の決定版。
目次
序章 死後の人生―前書きのかたちでの後書き
第1章 ビーチ・ボーイ―神童1932‐47年
第2章 人間国宝―若きプロフェッショナル1947‐54年
第3章 寄席芸人―コンサート・ツアー1955‐64年
第4章 ルネサンス・マン―真の天職1964‐75年
第5章 アーティストのポートレート
第6章 最後の清教徒―過渡期1975‐82年
著者等紹介
バザーナ,ケヴィン[バザーナ,ケヴィン][Bazzana,Kevin]
カリフォルニア大学バークレー校でリチャード・タラスキンに師事。音楽史の博士号を取得。フリーランス・ライター、編集者、講師。1995年以来、グレン・グールド財団刊行のGlennGould誌の編集者を務める。カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州、ブレントウッド・ベイ在住
グエン,サダコ[グエン,サダコ][Nguyen,Sadako]
東京生まれ。1975年にカナダに渡る。1988年以来、翻訳者としてカナダ連邦政府と契約を結ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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