内容説明
サントリー学芸賞、渋沢・クローデル特別賞、日本写真協会賞学芸賞受賞の著者によるブラッサイ論の決定版。写真/彫刻/デッサン/版画/映画/バレエ/文学とさまざまなジャンルで活動を続けたブラッサイ。精選した20枚のイマージュから、彼を貫く2つの「想像力」を解き明かしていく画期的な一冊。
目次
乳母との肖像
シャモニーのブラッサイ
アルムノンヴィル館
スージーの館
ある男が路上で死んだ
巧まざる彫刻
公衆便所
コンシエルジュ
ローマ駅
デッサン―裸婦
ピカソの彫刻「死者の頭」
彫刻―うずくまる女
聖アントワーヌの誘惑
割れた鏡
バレエ・ランデヴー
ジャコメッティ1948年
太陽王
落書きの宇宙
トランスミュタシオン
モンマルトルの坂を降りる犬
著者等紹介
今橋映子[イマハシエイコ]
1961年東京生まれ。1984年学習院大学フランス文学科卒業。87年東京大学大学院比較文学・比較文化専攻修士課程修了。89‐90年パリ第四大学大学院留学。92年東京大学大学院博士課程修了、博士(学術)。筑波大学文芸・言語学系専任講師を経て、98年より東京大学大学院総合文化研究科助教授。専門は比較文学・比較文化。著書に、『異都憧憬 日本人のパリ』(柏書房、1993/平凡社ライブラリー、2001)(1994年度サントリー学芸賞および渋谷クローデル特別賞受賞)、『“パリ写真”の世紀』(白水社、2003)(2003年度重森弘淹写真評論賞、2004年度島田謹二記念学藝賞および日本写真協会賞学芸賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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