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内容説明
「無言館」館長がやさしく語る、絵の前に立つという行為。
目次
「絵」はなんの役に立つか
「絵がわからない」という人に
「絵」と「記憶」の関係
展覧会を百倍楽しむ法
絵にまつわるちょっといい話
絵にまつわるちょっと悲しい話
絵の「値段」について
「蒐集家」というふしぎな人々
「コレクター美術館」の魅力
絵をみるヒント
著者等紹介
窪島誠一郎[クボシマセイイチロウ]
1941年東京生まれ。印刷工、酒場経営などをへて1964年東京世田谷に小劇場の草分け「キッド・アイラック・アート・ホール」を設立。1979年長野県上田市に夭折画家の素描を展示する「信濃デッサン館」を創設、1997年隣接地に戦没画学生慰霊美術館「無言館」を開設。著書に「無言館ものがたり」(第46回産経児童出版文化賞受賞・講談社)、「鼎と槐多」(第14回地方出版文化功労賞受賞・信濃毎日新聞社)など多数。「無言館」の活動により第53回菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wattann
2
面白かった。もっとはやく出会いたかった本。2012/06/07
tohoho
0
絵画を観ることは人それぞれの価値観、主観、好みといったものが深くかかわる。先入観を持たず、じっくりと絵と向かい合い、絵のいいところをさがしあてようとすることが大切。作品を通じて、画家との記憶のぶつかりあいを味わうことである。2015/04/05
まっち
0
恋人に遭うがごとく、絵画に接する。2015/02/12
つじさん
0
「絵」を鑑賞するのに他人の批評や評価を気にせずに、自分の感動・感性に従うこと。有名な絵だけが感動を与えるとは限らない。人それぞれの人生でいい絵、感動する絵が違ってくる。そう、金子みすずさんのように「みんなちがってていい」だ!2014/05/26
ちょーのすけ
0
後半の2つの章‘「コレクター美術館」の魅力’‘絵をみるヒント’に感銘を受けた。絵に興味のある人しか手にしないような本だが、そうでない人にも是非読ませたいと思った。2009/04/07