三面記事の栄光と悲惨―近代フランスの犯罪・文学・ジャーナリズム

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560026113
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0022

内容説明

犯罪・事故・スキャンダル…欲望と謎が渦巻く三面記事事件を、大衆紙はいかに伝え、文学や映画はどう取り込んできたのか。フランス社会史の大家による最後の講義。

目次

第1章 三面記事事件(言葉の意味;言葉の内容 ほか)
第2章 ある現象の叙述(黄金時代;事件/事実 ほか)
第3章 三面記事事件前史(大革命までの三面記事事件;十九世紀前半の三面記事事件 ほか)
第4章 体験と考察(見聞記;三面記事事件について深く考えるということ ほか)
第5章 ロマン主義的変容

著者等紹介

シュヴァリエ,ルイ[シュヴァリエ,ルイ][Chevalier,Louis]
1911‐2001。フランス近代史、パリとパリ人の歴史を専門とし、その分野の権威として長くコレージュ・ド・フランス教授を務めた。現代フランスの歴史学界を代表する碩学のひとりである

小倉孝誠[オグラコウセイ]
1956年生まれ。パリ第四大学文学博士。慶応義塾大学文学部教授。専門は近代フランスの文学と文化史

岑村傑[ミネムラスグル]
1967年生まれ。パリ第四大学文学博士。慶応義塾大学文学部助手。専門はジャン・ジュネを中心とした二十世紀フランス文学
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