エセー〈6〉

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  • サイズ B6判/ページ数 341p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560025796
  • NDC分類 954
  • Cコード C1010

出版社内容情報

知識人の教養書として、古くから読みつがれてきた名著、待望の新訳!「役立つことと正しいことについて」「後悔について」など8編。

知識人の教養書として、古くから読みつがれてきた名著、待望の新訳!「役立つことと正しいことについて」「後悔について」「気持ちを転じることについて」「話し合いの方法について」など8編収録。

【著者紹介】
1533~1592年。16世紀ルネサンス期のフランスを代表する哲学者。

内容説明

モンテーニュの真骨頂「第三巻」。性愛、結婚・恋愛について赤裸々に語った「ウェルギリウスの詩句について」ほか、「役立つことと正しいことについて」「後悔について」「気持ちを転じることについて」「話し合いの方法について」など8編を収録。

目次

第1章 役立つことと正しいことについて
第2章 後悔について
第3章 三つの交際について
第4章 気持ちを転じることについて
第5章 ウェルギリウスの詩句について
第6章 馬車について
第7章 高貴な身分の不便さについて
第8章 話し合いの方法について

著者等紹介

モンテーニュ,ミシェル・ド[モンテーニュ,ミシェルド] [Montaigne,Michel de]
1533‐1592。フランス・ルネサンスを代表する哲学者・モラリスト。ボルドー高等法院等で裁判官を16年間務めたのち、37歳で領地のモンテーニュに隠退する。以後家長として領地管理に当たる傍ら、読書と思索に身を捧げる。1580年に『エセー』初版(第一、二巻)を発表。ドイツ・イタリアなどへの一年半にわたる大旅行を経て、1581~1585年にボルドー市長を務める。1588年に『エセー』第三巻を刊行、同時に初版に大幅な増訂を行なう

宮下志朗[ミヤシタシロウ]
1947年生まれ。放送大学教授、東京大学名誉教授。フランス・ルネサンスの文学と社会、書物の言語態(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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マッピー

18
一番難しいと言われている巻、一番厚い巻を乗りこえて、気持ちが切れたのでしょうか。ずいぶん時間がかかってしまいました。しかし、読み終わってみれば、今までで一番エッセイ集らしい巻だったかもしれません。そしてモンテーニュさん、どうしたんでしょう。一番長い章は「ウェルギリウスの詩句について」というタイトルで、もっぱら性愛についてを延々と書いてらっしゃる。検閲が厳しかった時代はカットされたそうだけど、ねちねち書きすぎです。笑2023/05/17

朝乃湿原

10
『エセー6』を読了した。このシリーズの1-5(1巻と2巻)は1580年発表、シリーズ6と7(3巻)は1588年刊行と8年の隔たりがある。それゆえに今までのシリーズよりも内容が濃いように思える。自己を描くことが主になっているので、古典からの引用が少ない。第8章の「話し合いの方法について」は面白い。「ものごとの結果は、われわれの価値や能力のさしたる証拠にはならない」や「われわれの英知なり熟慮といったものでさえ、ほとんどは偶然に導かれる…」など、あらゆる個々の判断については曖昧で不完全なのだということを述べてい2023/09/12

singoito2

8
1588年に増補第3巻を加えてリニューアルされた本書の、第3巻の全半部分。ちょっと艶笑系のお話が延々と続く章もあるけれど、そういう話題も扱えるフランス語を確立したところに本書の歴史的意義があるんだろうなぁ、と思いながら読んだのでした。2023/11/19

はなよ

8
濃い。5巻までとは違い、カルピスの原液のごとく凝縮されたモンテーニュの思想は、真面目に読んでるとこちらまで洗脳されてしまう。運命を頼り、それに逆らわないことが一番という言葉を真に受けてしまうと、何もかも無気力になってしまう。私はあやうく飲み込まれるとこだった。なので、読む時は軽くサラっと読みぐらいでいいかもしれない。2017/10/12

ハルバル

5
いつもモンテーニュを読んで思うのは本当に16世紀の人間なのかということで、これまで以上に自分について率直に赤裸々に語る第三巻にあたる今巻を読むと本当に、彼自身と会って話しているかのような錯覚を抱き、親しみさえ感じてしまう。優れた書物はえてしてそうである。プルタルコスやタキトゥスを褒めるあたり気が合いそうだし(笑)はたして最終巻で彼が何を語るのか楽しみです。女性や恋愛について語る「ウェルギリウスの詩句について」はさすがフランス人、恋愛についての考え方がスマートというか洒落てるなぁ2015/12/25

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