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出版社内容情報
『このライトノベルがすごい!2019』(宝島社)史上初ダブル1位獲得!最強キノコ守りコンビ、宗教都市・島根でさらに過激に大暴走!
《錆喰い》由来の特殊体質を治すべく、大宗教国家・島根を訪れたビスコたち。
しかし――そんな一行の前に野望の不死僧正・ケルシンハが立ちはだかる。不意打ちで胃を盗まれたビスコの余命は、僅か――五日!?
暴走した《錆喰い》体質で心臓にキノコが咲けば即アウト!
相棒・ミロとともに様々な宗教ひしめく島根の中枢《出雲六塔》に潜入した彼らは、はたして無事、元の身体を取り戻せるのか。そしてかつて立った頂点奪還を目論むケルシンハの暴虐に、相棒の絆は打ち勝てるのか――!?
『このライトノベルがすごい!2019』(宝島社 刊)文庫部門 総合・新作で史上初ダブル1位を獲得した疾風怒涛の冒険譚、再び!
瘤久保 慎司[コブクボ シンジ]
著・文・その他
赤岸K[アカギシケー]
イラスト
mocha[モカ]
イラスト
内容説明
“錆喰い”由来の特殊体質を治すべく、大宗教国家・島根を訪れたビスコたち。しかし―そんな一行の前に野望の不死僧正・ケルシンハが立ちはだかる。不意打ちで胃を盗まれたビスコの余命は、僅か―五日!?暴走した“錆喰い”体質で心臓にキノコが咲けば即アウト!相棒・ミロとともに様々な宗教ひしめく島根の中枢“出雲六塔”に潜入した彼らは、はたして無事、元の身体を取り戻せるのか。そしてかつて立った頂点奪還を目論むケルシンハの暴虐に、相棒の絆は打ち勝てるのか―!?熱い絆で射貫く怒濤の冒険譚、再び!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
102
1巻はあちこち旅をしていたけれど、この2巻は島根での大活劇。宗教都市で出雲六塔を攻略していかねばならないし、ビスコには死のタイムリミット。異様な世界観はより書き込まれて、ビスコとミロの相棒感もかなり増した。アクの強さも相変わらずで、もう出ている3巻は東京というのも気になる。2019/01/14
まりも
41
暴君ケルシンハの野望を打ち砕く為、我らがビスコとミロが立ち上がるシリーズ第二弾。1巻を超える圧倒的な熱量と、猪突猛進にして疾風怒濤のパワフルな展開。デビュー2冊目にして、読者の心を捉えて離さないパワー溢れる物語になるとは本当に参った。お互いが主人公でもあり、ヒロインポジションでもある。そんなビスコとミロが前回を超える大立ち回りを魅せてくれる訳だから、そりゃ面白いってもんだ。シンプルなのに超熱い王道展開と、何処までも広がっていく独創性のある世界観。どんどんこの作品にハマっていく自分がいる。次巻も楽しみだ。2018/08/15
中性色
39
オンドゥルルラギッタンディスカー。もうね。島根を宗教国家にするという時点でセンス光りますわ。前回がビスコメインと考えれば今回はミロメインと考えられるかな。しかし、いい話を書くに必要なのはいい悪役が必要なのだろうな。しかしこうして見るとおそらく再登場自体も可能性は高いみたいで次も楽しみ2018/08/17
シータ
37
前回に引き続き熱い展開でバトル尽くしで面白かったです。僧正ケルシンハに胃を奪われたビスコが余命5日間のタイムリミットがある展開で非常に緊張感ある内容でした。世界観も素晴らしいが敵キャラの悪役感がストーリー映えさせてる気がする。2021/03/27
よっち
37
錆喰い由来の特殊体質を治すべく、大宗教国家・島根を訪れたビスコたち。そんな一行の前に野望の不死僧正・ケルシンハが立ちはだかり、不意打ちでビスコが胃を盗まれてしまう第二弾。胃を盗まれても生きているビスコには苦笑いでしたが、本調子でないビスコに代わって相棒のミロが大活躍の二巻目でしたね。復活を目指す不死僧正・ケルシンハと出雲六塔の対立に、ビスコを兄と慕うアムリィの因縁も絡めて、強敵を相手に苦戦しながらも、ミロや駆けつけた仲間たちと力を合わせてぶちのめす熱い戦いは今回も痛快でなかなか良かったです。続巻も期待。 2018/08/13