出版社内容情報
各地に今も息づく神々を通して、日本列島の歴史・文化・風土を浮彫にする。伝統文化の象徴としての神社に、民俗・歴史・考古など学際的観点から光を照射する画期的試み。【13巻内容】 南西諸島(トカラ列島・奄美諸島・沖繩諸島・宮古列島・八重山列島)
内容説明
南西諸島とはトカラ列島・奄美諸島(鹿児島県)および沖縄諸島・宮古諸島・八重山諸島(沖縄県)の総称であり、本巻はこれらの島々に残る聖地・伝承・祭祀を歴史的・民俗学的観点から扱うものである。
目次
トカラ列島
奄美諸島
沖縄諸島
宮古諸島
八重山諸島
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
28
膨大な情報が詰まっている。そして、その情報が洗骨後うっかり取りこぼされた骨のように、あちこちにちらばっていて話の骨子をつかむのに一苦労だ。アメリカ式の学術書で育ってしまった自分にとっては、そんな部分は呪術的にも感じる。けれどぞっとするのは、奄美にある小さな島で神に仕えていたという祖父の血族の血が、自分の中から「現代美術」という形態でにじみ出てきていることに気づくことだ。その場で育ってもいなければ宗教も知らないはずなのに。体に潜む何かを感じられるパワフルな本だった。2019/07/31
Hiroki Nishizumi
2
沖縄は島ごとに伝説が微妙に違い、それぞれ独自の神人が居るようだ。また例えば本書ではパーントゥプナカと書かれているが、最近はプナハと発音している。おそらく大和言葉にない発音なので変わるのだろう。なんだか気が遠くなりそうだ。2019/04/04
( ̄∀ ̄)
0
御嶽についての古文書など、歴史資料ふが多く掲載されており興味深かった。2013/08/17
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