出版社内容情報
お菓子で世界を統べる!『本好きの下剋上』(累計12万部)に続く「小説家になろう」発、大人気王道スイーツ・ファンタジー!!
内容説明
モルテールン領の次期領主でお菓子の国作りを夢見る少年・ペイスは類いまれなる才能と情熱で次々と画期的なアイデアを生み出し、貧困な領地を念願の黒字経営に導いた。そんな折、ペイスの活躍は王都にまで知れ渡り、王子の生誕祭で舞踏を披露することになる。一方で各国の政治模様は一層苛烈を極め、守旧派がモルテールン家を失墜させんと策謀を巡らせていた。政治駆け引きに婚約者を巡る男同士の決闘、問題は山積みだが、少年は剣と魔法と新作お菓子で、起死回生の一手を打つ!甘いお菓子で笑顔いっぱい、夢いっぱいの王道スイーツ・ファンタジー第3弾!!書き下ろし番外編×2本収録!
著者等紹介
古流望[コリュウノゾム]
生まれ故郷の兵庫県佐用町で執筆活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
56
[第5章:天使の歌声]カセロールが出世(準男爵に)した。王子の誕生会に呼ばれる。のど飴。[第6章:パンプキンパイと恋の好敵手]セルジャンVSペイストリー。カボチャを手に入れた。[番外編1:普通じゃないふつう]ペイスの姉ビビの里帰り。[番外編2:女子力向上委員会]ジョゼとリコリスのおしゃべり。▽だんだん読みやすくなってきたぞ。2019/11/28
瀧ながれ
29
今回は「お菓子作り」より、領地間の政治とか駆け引きがメインになってました。領主の跡取りであるペイスが成長するにつれ、卓越した能力が注目されて、交渉事のテーブルにあげられるのは当然。このまま「少年」から「青年」へと書き続けるなら、その辺のシビアさとも直面することになるのでしょう。でも隙を縫ってきっちりお菓子の新作に挑んでいるのはサスガです。「のど飴」の回は、クライマックスあたりの構成を少し変えたほうが、いろいろ活きてきたと思いました。おもしろい食べ物なので、もっとあれこれ触れてほしかったな。2016/07/11
こも 旧柏バカ一代
27
貯水池の整備により農作物の生産量が増大。森の育成も順調。その結果、、領地か黒字体質になる。それを国王に報告したら父親が準男爵に昇進。そして、国王からペイスくんを連れて王太子の誕生会のパーティーに出席するように命令される。それを聞かされたペイスくんは「ダンスが踊れない」事が発覚。さらに幼いせいでダンスをしようにも背が足りない事で苦肉の策として、剣舞をする事になる。それを女辺境伯のパーティーで試したら大盛況!それにを面白く思わない貴族達から様々な妨害をされるが、、喉飴を作って妨害を乗り切って新商品の宣伝に利用2021/08/19
メルル
24
もうちょっとお菓子作りに頁を割いてくれれば嬉しいのに。みんなでワイワイお菓子作りを楽しむ場面が大好き。でもやっぱり貴族っていうのは、大変なようでそう楽しんでばかりではいられないのか。お菓子作りは得意でも、ダンスは知識なし。貴族にダンスは欠かせないものね。のど飴作りよりはやっぱりパンプキンパイの方が嬉しいな。2016/11/18
はる
23
王族に招待されたことによって思わない弱点が発覚。しかし、そんな弱点もスイスイと克服して行く王族に晩餐会に招待されたことによって思わない弱点が発覚。しかし、そこもスイスイと克服していくもものどうしても払拭出来ない年齢。これも意外なアイディアで乗り越えようとしましたがそこにはやはり足を引っ張りたい人間の登場。そこもお菓子で無事に解決。 2022/10/25