哲学の現代を読む
フッサール―傍観者の十字路

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560024713
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C1010

内容説明

あらかじめFremde(よそ者)な俺たちが立ち止まる、この十字路!“さいはて”のWelt(世界)。終わりなき分岐と合流、在るか無きかも分からぬ“純粋”の探索。その行く方はどこなのか?「概説」を超え、「著作そのものへのストレートな接近」をめざす、思想書の新シリーズ。

目次

序章 形而上学の十字路
第1章 天使の思考―『論理学研究』第一巻
第2章 流れと迷宮―『イデーン1』とその周辺
第3章 未知との遭遇―『デカルト的省察』
終章 奇跡の世界―『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』

著者等紹介

岡山敬二[オカヤマケイジ]
1970年北海道岩見沢市生。北海道大学文学部卒。中央大学大学院文学研究科博士課程修了。中央大学哲学課程博士。現在、中央大学文学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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hitotoseno

3
フッサールの引用にばかり終始することなく自分の言葉に置き換えて思想を点検し、時には批判することも厭わない至ってオーソドックスな解説書……のはずなのだがどういうわけだかストーンズの歌詞がちりばめられたり、詩ともアフォリズムともつかない文章が挟み込まれたりする。もちろん悪いわけではないのだが……まあ、ストーンズも滅茶苦茶やっているように見えて結構ブラックミュージックを忠実に吸収しているバンドだかららしいと言えばらしいのかもしれない。2016/03/28

山本知慧

1
エポケーによって自然的態度から超越論的に視野を見直すという、フッサールの現象学的還元(=実在を非実在へともどす超越論的還元+事実を本質(形相)へともどす形相的還元)は、新たに学問の基礎づけを目指すが、独我論へと陥りやすい。そのため、本書は最終的に「他者」あるいは「世界」についての問いに向かう。筆者はそこでフッサールの世界概念の両義性を指摘している。筆者によると、これはフッサールの超越論的態度と自然的態度の板挟みによるものである。2012/02/14

Sleipnirie

0
まる?2010/03/08

kyakunon22

0
楽しい本だと思う。フッサールの入門書というと、「フッサールは厳密に厳密に思考を重ねていたので、我々もその顰みに倣う必要がある……」という話がよく出て、それはまさしくそうなのかもしれないが、だからこそこういう突拍子もないほどイメージ先行の入門書の有難みを感じる。とはいえアフォリズム集かと思うほどの空白の多さには戸惑うので、いっそのことテーゼとその説明の繰り返しなどの形にすれば一貫性があって読みやすかったかもしれない。2019/12/05

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