出版社内容情報
『幸福論』『眠られぬ夜のために』の著者として知られるヒルティの生涯をたどると同時に、彼の思想をコンデンスした格好の入門書でもある。
内容説明
心に残る名言・格言の宝庫として世界中で読みつがれている永遠の名著『幸福論』『眠られぬ夜のために』の著者であり、スイスが近代国家として成立する時代の精神的支柱だった法学者・思想家カール・ヒルティ。その生涯をたどる本書は、人生百般についての彼の滋味深い言葉が豊富に引用されており、ヒルティの思想そのものを凝縮した格好の入門書でもある。
目次
生い立ちから大学時代まで
クールの弁護士時代
ベルン大学教授として
祖国に奉仕して
国民の教育者ヒルティ
倫理・宗教に関する著述家ヒルティ
キリスト者にして神の友なるヒルティ
晩年
著者等紹介
国松孝二[クニマツコウジ]
1906‐2006年。1930年東京大学文学部独文科卒。東京大学名誉教授
伊藤利男[イトウトシオ]
1931年生。1954年東京大学文学部独文科卒。九州大学文学部名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。