哲学の現代を読む<br> ランシエール―新「音楽の哲学」

電子版価格 ¥1,980
  • 電書あり

哲学の現代を読む
ランシエール―新「音楽の哲学」

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560024553
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C1010

内容説明

プロレタリアの夜をミシシッピ・デルタとニューヨークの夜に直結させ、音楽を国家から防衛し、文化と闘わせる「政治と美学」の出会い。才能でも歴史でもなく普遍的知性が反乱の「音楽=言葉」を生む。

目次

第1章 哲学から音楽へ―ランシエールを駆け抜ける(文化大革命の後、プロレタリアはもう眠らない;サバルタンは倫理と分子革命に反対して演技する ほか)
第2章 ロックンロールの美学(芸術の美学体制における音楽―諸君、音楽を文化から守るために「ロック」したまえ;暴走するミメーシス―プラトン、ロックンロールを恐れる ほか)
第3章 鳥たちのブルース(音楽が歌である偶然と必然;リフにはじまる ほか)
第4章 平等の音楽(音楽=言葉、再び―転倒から逆転へ;知らないことを教える―「すべての人間は芸術家である」 ほか)

著者等紹介

市田良彦[イチダヨシヒコ]
1957年生。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。神戸大学大学院国際文化学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅん

10
ランシエールの哲学の解説と、ブルースとノイズに依拠した音楽批評が混じっている不思議な構成の本。しかし、ポピュラーミュージック、政治、哲学それぞれに何らかの引っ掛かりを感じている自分からすると、ドンピシャの文章だった。3章の主人公であるヴェルヴェット・アンダーグラウンドを「子音と母音がずれるどもりの音楽」ととらえ、(師匠格である)ラ・モンテ・ヤングの永続性との差異を強調しているのが面白い。ロックの模倣性と複数性が反プラトンだとする話も気になる。模倣が、1章で書かれた政治の演劇性につながっているのだろうか。2021/10/27

 

1
再読。共同体は「政治的共同体」を抑圧することによって「倫理的共同体」(プラトニズム)を構成する。つまり、政治=演劇(ミメーシス)が共にDarstellungであるがゆえにそれを追放(=「感覚的なものの分割」)することによって達成されるものである。それは政治=演劇(芸術?)が「何が芸術であってそうでないか、何が政治的行為であってそうでないか」という闘争の場(=「境界の過程と攪乱と移動のドラマ」)、そしてその間隙に潜在力をランシエールは見ようとしたのではないか。 2017/06/03

aquirax_k

1
ランシエールのプロレタリアの夜が読みたい。いつ翻訳してくれるの…

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/65980

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。