内容説明
「ルネサンスとは、人間の脳裏にいまだ浮かんだことのないものの新生であり、地上に現れたことのない人物たちの出現である。」極大と極小を同時に見据えるブロッホ哲学の原像。
目次
1 序論
2 端緒
3 ジョルダーノ・ブルーノ
4 トンマーゾ・カンパネッラ
5 テオフラストゥス・パラケルスス
6 ヤーコプ・ベーメ
7 フランシス・ベーコン
8 数学的自然科学の成立(ガリレイ、ケプラー、ニュートン)
9 トーマス・ホッブズと国家契約説
10 ジャンバティスタ・ヴィーコ
著者等紹介
古川千家[コガワセンヤ]
1951年山口県生まれ。1987年広島大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。ドイツ文学専攻。愛媛大学法文学部人文学科教員。表象文化論の授業を担当
原千史[ハラチフミ]
1961年大阪府生まれ。1992年広島大学大学院文学研究科博士課程後期中退。ドイツ思想専攻。福山大学人間文化学部人間文化学科教員。ドイツ社会思想などの授業を担当
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