出版社内容情報
古代・中世の《コスモス》概念の崩壊とその後の過程を追跡し、《科学革命》の重要な一側面を明らかにした科学思想史の古典的名著。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いとう・しんご
8
ベルクきっかけ。古代には秩序ある統一として考えられた「コスモス」が、やがて無色透明な「時間」と「空間」へと変質する西欧哲学史と科学史を、クザーヌスからニュートン、ライプニッツまで辿ってくれます。本文の半分以上が引用で、読みにくかったですが、どっかで似たような本を読んだと思って、読メを遡ったら、政治的正統性の変質の歴史を追っかけたコゼレックがこんな書き方をしていて、西欧思想史を書こうとすると、こう書き方にならざるを得ないのね、と思いました。2023/09/01
horada
0
**2025/11/15




