蘇我氏の実像と葛城氏

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蘇我氏の実像と葛城氏

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560022405
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0021

出版社内容情報

 蘇我氏が伝統的な神祇信仰にも深く関わっていたことは殆んど注目されておらず、また有名な葛城県侵害なども同氏の単なる専横の一つとして片づけられている。著者は蘇我氏による一連の祭祀行為をつぶさに検討すると共に、人物伝承をもとに葛城氏の実態を追究し、蘇我氏の政治戦略の全貌を解明する。

内容説明

蘇我氏は仏教のみならず伝統的な神祇信仰にも深く関わっていたこと、葛城氏の故地に異常な執着を示していたことに着目し、その一連の宗教儀礼を通して蘇我氏の政治戦略の全貌と謎の大豪族蘇我氏の実態に迫り、継体王朝成立の背景を浮彫りにする。

目次

序 蘇我氏への新たな視点を求めて
第1章 蘇我氏と神祇祭祀
第2章 蘇我氏と殯宮儀礼
第3章 蘇我馬子とその儀礼
第4章 蘇我氏と巫覡・童謡
第5章 蘇我氏の祖廟と寿蔵
第6章 葛城襲津彦と渡来氏族
第7章 襲津彦の後裔と葛城氏の盛衰
結語 蘇我氏の野望と継体朝成立の背景

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kamabonz

3
古代に君臨した蘇我氏と葛城氏に迫る書でしたが、文献による事績を並べただけな感じで、もう少し切り込んで欲しかったです。 結局、葛城氏と蘇我氏の関係については謎が深まるばかり…蘇我は葛城の没落後に入り込んだか看板を掛け替えただけってとこなのでしょうね。 しかし、葛城地方もそうですが明日香村も入り組んでますよね。 蘇我氏ゆかりの飛鳥寺の近くに藤原鎌足の生誕地があったり。 また、のんびり奈良付近を旅したいなー2020/11/13

hr

1
図書館本。葛城氏と蘇我氏を繋げていくイメージを持つだけで、見えるものが随分変わってくる。そんな印象。2021/11/20

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