出版社内容情報
埴輪、銅鐸、土器、古墳の石室・石棺などに描かれた多種多様な絵画・文様に対する従来の個別的見解を打破し、それらに一貫して流れる呪術的・宗教的テーマを浮き彫りにする。弥生・古墳という時代区分が疑問視されるようになった今日、古代王権成立史にも大きな問題を投げかける画期的労作。
内容説明
弥生土器絵画をはじめ,分銅形土製品,円筒埴輪の線刻図文、人物埴輪の顔面装飾、古墳壁画など、さまざまな資料を駆使して、弥生・古墳時代の呪術的儀礼と精神世界を追求し,古代文化の基層を解明する。
目次
第1章 神人交感の世界
第2章 アメノウズメの古代学
第3章 日本古代の顔面装飾とその系譜
第4章 円筒埴輪の線刻図文
第5章 冥界への旅―「人物の窟」壁画にみる古代精神
終章 形象埴輪にみる他界観
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