出版社内容情報
ショーペンハウアーの認識論、人生論、道徳論、芸術論を主著「意志と表象としての世界」を中心に編集・訳出したもの。生の苦悩を説くと共にその救済を芸術と宗教に求めた哲人の珠玉の短文や警句の数々。本書によって、この独創的な思想家の真髄にふれていただきたい。
内容説明
森羅万象の実体を「意志」として近代思想への扉を開いたショーペンハウアー。その哲学体系の全貌を開示する秀逸なアンソロジー。
目次
わが半生
表象と意志について
苦悩の生について
利己と加虐の心理について
意志の不滅について
性愛の哲理
道徳の根源、同情
天才について
芸術について
歴史と文学について
音楽の形而上学
禁欲について
死について