出版社内容情報
われわれの日常の言語活動は、ものを言うことの中に含まれている厳密な規則と、何か独自の新しいことを言う能力を駆使することによって成り立つ。それは語彙のレベルではなく、言述(神話やイデオロギー等)のレベルであり、リクールはそれら言述の「象徴」と「生きた隠喩」の解釈学を提唱する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いとう・しんご
5
再読。前回のコメントは https://bookmeter.com/books/336751 。リクールの「解釈の葛藤」というのを読みたかったのに、どうやら未訳らしく、間違ってこっちを借りてしまったのです。でも、やっぱリクール、面白かったし、前回より理解が深まった感じ。「説明」と「了解」の二者択一は悪しき選択である、テキストの手前に展開される世界に読者が歩み言って、「説明」と「了解」の両者が浸透し合うことが解釈であると繰り返していて、そういうところがリクールの魅力だよなぁ、と再認識したのでした。2024/09/28




