内容説明
本書はドイツ語の初歩を学習した学生を対象に、ドイツ語を学びながら、ドイツ語圏の社会について学習するための教材です。テーマとして選んだ、環境、民族、宗教は、どれもドイツ語圏に限らず、現代社会に共通した課題です。私たちに生活基盤を与えてくれる地球の「環境」、また紛争の要因となることが多い「民族」問題は、EUが拡大していくうえで今後克服しなければならない課題のひとつです。そしてヨーロッパ社会の基層をなすキリスト教、つまり「宗教」は社会的な制度になっている一方で、個人が生きていくうえで精神的なよりどころでもあります。
目次
環境(ドイツ人の見た日本の環境意識;ドイツ人の環境意識)
民族(フライブルク州の二言語使用;ソルブ語が人気?)
宗教(ヨーロッパにおけるキリスト教の位置づけ;日常生活におけるキリスト教)
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- 和書
- 教育学入門 放送大学教材