内容説明
本書は、大学・高専などで初めてドイツ語に接する学生諸君が、ドイツ文法の基本を能率的に習得できるように、常にドイツ文法の規則性・関連性に注意を払いながら学習できるように文法事項の説明を少し詳しくした。単なる暗記や辞書引きに終始せず、知力を最大限に活用して文法事項の知識が習得できるように、基本的語彙を繰り返し使った。基本的語彙の習得も単なる丸暗記にゆだねないために、ほとんどの学生諸君が長年英語を学んできている点を考慮し、その知識を少しでもドイツ語の学習に生かすべく「英語とドイツ語の音韻の対比」を前半の4課に掲げた。練習問題は日常ドイツ語の基本的語彙を使い、最も基礎的な文法事項が練習できるようにした。
目次
動詞の現在人称変化(1)・定動詞の位置(1)
冠詞と名詞(単数)
動詞の現在人称変化(2)・命令形
名詞の複数形・定動詞の位置(2)
冠詞類(dieser型とmein型)・前置詞
形容詞の格変化・人称代名詞
動詞の3基本形・過去人称変化
完了形
話法の助動詞・未来・未来完了
形容詞の比較・接続詞
分離動詞・不定詞
再帰動詞・esの用法
指示代名詞・疑問代名詞・不定代名詞
関係代名詞
受動・分詞
接続法
著者等紹介
森光昭[モリミツアキ]
独文学専攻。熊本大学
田中雄次[タナカユウジ]
独文学専攻。熊本大学
嘉野隆太[カノリュウタ]
独文学専攻。熊本大学
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