ユーラシア横断1万5000キロ―練馬ナンバーで目指した西の果て

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  • サイズ B6判/ページ数 358p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784544400564
  • NDC分類 292.09
  • Cコード C0076

出版社内容情報

中古ワゴンによるユーラシア大陸横断紀行。登山家の友人やロシア人の学生通訳とともに、自ら購入した中古車トヨタ・カルディナを駆り、東京からシベリアの道なき道を経てポルトガルのロカ岬に至るまで、欧亜の大地を走破する。

【著者紹介】
1961年東京生まれ。モータージャーナリスト。大学卒業後、書籍と雑誌の編集者を3年半務めた後、独立。1987年に知人の編集者によるF1メキシコ・グランプリの取材を手伝った事がきっかけで、以後、モータースポーツを取材するようになる。著書に『10年10万キロ1~4』(二玄社)、『セナと日本人』(双葉社)、『地球自動車旅行』(東京書籍)、『ニッポン・ミニ・ストーリー』(小学館)、『レクサスのジレンマ』(学研)、『力説自動車』(小学館)などがある。自身のサイトは「金子浩久 Horizontal」。

目次

三日月湖―なぜ、酔狂にもクルマでユーラシア大陸を横断しなければならないのか?
東京―ロシア情報の少なさとカルディナに決めた理由
富山・伏木港―働くロシア人たち、船での出国
ルース号船内―積み込まれる多くの中古車、シベリア鉄道に乗る人々
ウラジオストクから出発、ハバロフスク―ワイロ社会と穴ボコだらけの道路。衝撃的な戦前のトーチカ
ブラゴベシチェンスク―検問所で取り調べ。中国経済圏、極悪路の洗礼
スコボロディノ―中古車ブローカーたち、シベリア鉄道の貨物車に乗る
チタ、ウランウデとイルクーツク―あちこち故障、地元トヨタの凄さ。キリル文字。コルホーズとソフホーズ
クラスノヤルスク―一週間滞在。トヨタでダンパー2本を交換。シベリア慰霊団の墓参に同行
最長走行距離とウラル山脈越え―ロシア構成主義。自動車で行動する自由。ユーラシアの境目で三重追い越し〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

カワセミ440

3
WebCGでの連載時は、ほぼリアルタイムのnetでの掲載で当時は珍しく毎回楽しませて貰いました。改めて本として読んでみると、ロシアでの苦労が伝わります。連載時には辛いとか厳しいとかそれ程書いてなかった覚えがあります。リアルタイムだと、そういう負の感情を書けなかったんだろうし、今日、明日の事に精一杯でポジティブな思考をせざるを得なかったのかな?8年経った今だから書けるのかも。それにしても、ウラジオストックからロカ岬までクルマで、それも6万キロ以上走ってる中古のカルディナで行こうって考える事自体が素晴らしい。2012/04/17

Lyijykyyneleet

3
男なら一度はやってみたいのがロシア横断ですが、道路事情は悪いし、ビザは取りにくいしでなかなか難しいところ。それを一気呵成にやり遂げてしまうところに、著者一行の凄さを感じます。 後半になると一日1000kmものペースで爆走してしまうのと、筆者が自動車ジャーナリストなため、現地での人々との交流の話よりも車で如何に難路を突破するかの話が多いエッセイでした。2012/01/12

コカブ

2
著者の金子浩久氏とカメラマンの田丸瑞穂氏が、2003年にウラジオストクからロシアを縦断してポルトガルのロカ岬(ユーラシア最西端)までをトヨタのカルディナで走った時の旅行記。シベリア縦断をやるというだけでカッコイイ。ロシアに自家用車を持って行くときの苦労から始まり、極東ロシアの悪路を走ってシベリアを西進する。インターネット事情など以外は、案外スムーズに進んだ感じだった。この頃はロシア経済もどん底で、色々と情勢が良くなかったと思うが、通訳を用意できたのがスムーズに進んだ原因だったのだろうか。2013/09/10

ocutec

1
ヨーロッパまでクルマで行く、構想を描くだけでなく実際に行動に移したところが素晴らしい。ユーラシア大陸横断といってもハイライトはロシア。ロシアの街や道の状態、食事、人々、極東と西での違いが文章と写真で楽しめる。個人的には同形式のトヨタコロナに乗っていたので練馬ナンバーのカルディナで大陸横断という点も多いに興味を惹かれた。2012/08/18

カズオ

0
ドライブ好きには憧れる内容です。 しかも自家用車で走破するところが凄いことです。道中でのハプニングはまたいい思い出となるかもしれません。 いつかは...2012/06/20

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