出版社内容情報
中古ワゴンによるユーラシア大陸横断紀行。登山家の友人やロシア人の学生通訳とともに、自ら購入した中古車トヨタ・カルディナを駆り、東京からシベリアの道なき道を経てポルトガルのロカ岬に至るまで、欧亜の大地を走破する。
【著者紹介】
1961年東京生まれ。モータージャーナリスト。大学卒業後、書籍と雑誌の編集者を3年半務めた後、独立。1987年に知人の編集者によるF1メキシコ・グランプリの取材を手伝った事がきっかけで、以後、モータースポーツを取材するようになる。著書に『10年10万キロ1~4』(二玄社)、『セナと日本人』(双葉社)、『地球自動車旅行』(東京書籍)、『ニッポン・ミニ・ストーリー』(小学館)、『レクサスのジレンマ』(学研)、『力説自動車』(小学館)などがある。自身のサイトは「金子浩久 Horizontal」。
目次
三日月湖―なぜ、酔狂にもクルマでユーラシア大陸を横断しなければならないのか?
東京―ロシア情報の少なさとカルディナに決めた理由
富山・伏木港―働くロシア人たち、船での出国
ルース号船内―積み込まれる多くの中古車、シベリア鉄道に乗る人々
ウラジオストクから出発、ハバロフスク―ワイロ社会と穴ボコだらけの道路。衝撃的な戦前のトーチカ
ブラゴベシチェンスク―検問所で取り調べ。中国経済圏、極悪路の洗礼
スコボロディノ―中古車ブローカーたち、シベリア鉄道の貨物車に乗る
チタ、ウランウデとイルクーツク―あちこち故障、地元トヨタの凄さ。キリル文字。コルホーズとソフホーズ
クラスノヤルスク―一週間滞在。トヨタでダンパー2本を交換。シベリア慰霊団の墓参に同行
最長走行距離とウラル山脈越え―ロシア構成主義。自動車で行動する自由。ユーラシアの境目で三重追い越し〔ほか〕
感想・レビュー
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