目次
1 東北(青森県・秋田県・岩手県・山形県)(恐山(イタコ・オシラさま・淡島さま)
下古川の虫送り ほか)
2 甲信越(長野県・新潟県・岐阜県)(諏訪の御柱祭;野沢の道祖神祭り ほか)
3 近畿(京都府・奈良県・和歌山県)(葵祭;祇園祭 ほか)
4 中国・四国(島根県・広島県・徳島県・高知県)(出雲大社例祭奉納行事;壬生の花田植え ほか)
5 沖縄(石垣島の山羊焼き;川平の獅子舞 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葉
2
祭は人生の歓び、生きがいとのこと。祭で普段の社会システムに縛られた自己存在の希薄性を取り戻せる宇宙のひらきがあるとしている。ノスタルジーを感じる写真が多い。じゅうそうの砂山踊りは梅田の次の駅かと思ったら青森県のだった。秋田のなまはげや岩手の鹿踊りなど有名なとのがある一方で、ナイトメアがやっているバンドの仙台貨物の千葉さんのような顔の笑い祭り、豊年祭など愉快に見えるものもある。祭で気分を爆発させるのもよいだろう。いつか阿波踊りを見に行きたい。2016/03/26
_cabotine_
0
50年前の地元の祭の写真があった。本の内容は薄い。最初の太郎の文章の力強さに惹かれる。2016/03/20
もまちそ
0
川崎市岡本太郎美術館の企画展「太郎の祭」2010年の展示をもとに再構成し出版されたものということで、パンフレットあるいは図録的な本のようで写真の扱いも収められた文章もちょっともの足りなかった。2011/06/03
kaz
0
「岡本太郎の東北」でも見かけた写真もいくつか。紹介されているのは、著名な祭りが多いように思う。写真は決して美しいとは思わないが、それぞれに迫力、強い生命力を感じる。おそらく岡本太郎氏が、非日常の世界を切り取ろうとしたことの反映だと思う。2018/11/22