内容説明
さぁ、人間らしく生きよう!釈迦と、その教えを伝える古今の名僧たち。珠玉の言葉がやさしく導く、新しい“仏教入門”の書。
目次
1 いまを大事に(過去を追うな未来を願うな―『マッジマ・ニカーヤ』;世は常に燃焼せるに―『ダンマパダ』 ほか)
2 自己を忘れる(莫妄想―無業;赤肉団上に一無位の真人あり、常に汝等諸人の面門より出入す―臨済義玄 ほか)
3 捨ててこそ(ま事はのむへくもなけれとも、この世のならひ―法然;善人なをもて住生をとぐ、いはんや悪人をや―親鸞 ほか)
4 あるがまま(此世の人、来たとおもへは、苦労もなし―沢庵宗彭;神仏にむかひ、富貴をねかふ。ねかふ心をやむれは富貴なることをしらす―至道無難 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱんにゃー
5
ひろ節はやんわりと一般向け。読んで損はありません。(ひろさんなら、得なんてものもない。と言われるでしょうが)2013/02/07
たまりん
1
仏教は競争社会において美化されがちな「欲」を切り捨てる事で、心の豊かさとしての幸せを示唆してくれる。これを得たい、あれを得たい、と努力してるつもりが、今あるものの価値付けもできていないだけ。 「日日是好日」とても好きな言葉です。2016/11/08
おみか
1
他は是吾にあらず。更に何れの時をか待たん。 目の前にあることを自分には荷が重いとか取るに足らないなどと思わず自分の仕事として全うすること。後で後でと後回しにして本当にその時が来るのか。今が最善の時なのだ。 今やる、すぐやる。やっぱりこれが大事!2011/06/20