内容説明
伝説のドライバー、スターリング・モスが絶賛する佐藤琢磨。選りすぐりの才能が集まるグランプリ界でも、琢磨ほどエキサイティングなシーンを見せてくれるドライバーはそういない。果たして琢磨は何を思い、何を考えて戦いに挑んでいったのか?琢磨自身が書き綴った本書には、彼の思いのたけがすべて込められている。
目次
プロローグ いきなり鈴鹿でBARデビュー
2003F1日本GPリザルト
琢磨と私(ジョック・クレア)
第36回 最高の環境が整った
第37回 もっと思い切り攻めたかった
第38回 それでもやっぱり悔しい
第39回 フロントロウまであと1歩
第40回 フロントロウ、そして表彰台へ
第41回 アメリカGPで歓喜の表彰台へ
第42回 流れを取り戻せ
第43回 シーズン終盤の反撃開始
第44回 鈴鹿の表彰台にあと一歩!
第45回 全18戦のエピローグ
第35回 力強く羽ばたくために…
特別篇 エタップ・ド・トゥールに出場
著者等紹介
佐藤琢磨[サトウタクマ]
1977年1月28日東京生まれ。高校時代から自転車競技を始め、94年インターハイ優勝、96年全日本学生選手権優勝。96年にレーシングカートでレースデビュー。2000年、カーリン・モータースポーツよりイギリスF3選手権に参戦、12戦中4勝でシリーズ3位。翌2001年にはBARホンダのテストドライバー。イギリスF3選手権26戦中12勝、海外でF3タイトルを獲得した史上初の日本人ドライバー。F3世界一決定戦のマールボロ・マスターズとマカオGPでも優勝。2年間で通算20勝を記録。続く2002年はジョーダン・ホンダのドライバーとしてF1世界選手権に参戦。日本GP5位入賞。2003年、第3ドライバーとしてBARホンダへ移籍。日本GP6位。2004年はBARホンダよりF1世界選手権にフル参戦、第9戦アメリカGPでは自身にとって初となる表彰台に上るなどの活躍を見せ、ドライバーズ選手権8位でシーズンを終えた。2005年もBARホンダに残留することが決まっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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