目次
糊でとじる和装本(やさしい糊とじ本;おしゃれな糊とじ本;豆本;扇面形の糊とじ本 ほか)
糸でとじる和装本(美しい糸とじ本;印譜;消しゴム版でつくる小さな印譜;夢二の千代紙でつくる年賀状入れ ほか)
折本をつくる(般若心経をとじる;あたらしい折本)
著者等紹介
村上翠亭[ムラカミスイテイ]
書家。1928~。広島県生まれ。日本書芸院展審査員、毎日書道展審査員、日展委嘱などを経て、1972年書壇を離れた。以後、自由な立場で書作活動を行う。元筑波大学教授。元大東文化大学教授。NHKテレビかな書道講座、おしゃれ工房などに出演
山崎曜[ヤマザキヨウ]
手工製本家。1962~。東京都生まれ。東京芸術大学デザイン科卒。出版社勤務を経て、製本技術者のもとで技術を修得。手で作る本の教室を主宰。東京芸術大学デザイン科講師。東京製本倶楽部会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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双海(ふたみ)
12
よい本ですね。本書があれば自分でも作れそうです。2014/05/12
みっちぃ
7
その昔、図書館の行事で地元の昔ばなしの本を作る際に、四つ目綴じの本を作って、とても楽しかったので、そろそろまた何か作りたいなあと思いつつ、読みました。2014/11/28
ユキ@うろちょろ
3
こどものともなど、薄い本の糸とじ修理に応用すべく借りる。写真や説明がきちんとなされていてわかりやすい。2012/11/14
やす
2
丁寧な解説。2022/01/27
Chinen
2
和装本の製本についての本だが、書道家である村上さんが監修しており、和装本の名宝についても解説があるのがいい。また、和装本作成についてのまとめ書きの部分で、冊子を製本したあとに一発書きすることに意義があると触れている部分が、さすが書道家だなぁと思った。2012/04/16