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出版社内容情報
“ぼくは人間である。ぼくは死を愛し、そして生を愛す。”わずか28歳で夭折した天才画家エゴン・シーレ。痙攣する美・愛・エロス・生・死……、世紀末を迎えて、シーレの世界が再び屹立する。
内容説明
痙攣する美・愛・エロス・生・死。世紀末の懸崖に屹立するシーレの世界。
目次
1 生い立ち
2 ノイレングバッハ事件まで
3 ノイレングバッハ事件の後
4 結婚・戦争・死
「クンストハレ(芸術の広間)」構想のための幻の宣言
ある自画像へのスケッチ
母への手紙
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Glitter
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自意識に共感する。 ナルシズムと自己嫌悪の往復、表現への自信と社会的な拒絶。 厳しい状況の中でも使命を帯びて前に進む強烈な意思。 自然は目標である。そこには神が宿っている。 この洞察は日本人の持つ世界観と一致している。エゴン・シーレと見たものを受け入れる感性が近いために、彼の画に魅了されるのかもしれない。2016/12/28
たらちゃん
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闘う男。何もかも好き。2016/07/05
桜井ミケ
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天性の才能の持ち主とはこういうことを云う。心をえぐるような眼差し、何故こんな線が描けるのか。2009/10/22