内容説明
社会を“低炭素化”に導くカーボンフットプリントの入門書。業界の著名人が“二酸化炭素(CO2)の見える化”の方法であるカーボンフットプリントの日本と世界の状況、実施の方法などをわかりやすく解説。また、カーボンフットプリントをよりよいものにするために、消費者と生産者によってどのような工夫がなされているかを紹介する。
目次
第1章 カーボンフットプリントって何ですか?
第2章 日本ではどのような取組みを行っていますか?
第3章 外国ではどのような取組みが行われていますか?
第4章 カーボンフットプリントの基礎であるというLCAって何ですか?
第5章 カーボンフットプリントはどのように計算されているのでしょうか?
第6章 我が国のカーボンフットプリント制度の今後の課題
第7章 国際的にはどのようなことが議論されているのでしょうか?
第8章 おわりに
著者等紹介
稲葉敦[イナバアツシ]
1981年東京大学化学工学博士課程修了。1981年公害資源研究所(現・産業技術総合研究所)入所。1984年米国商務省標準局火災研究所客員研究員。1989年オーストリア国際応用システム研究所客員研究員。1999年資源環境技術総合研究所(現・産業技術総合研究所)企画室長。2001年同ライフサイクルアセスメント研究センター長。2005年東京大学人工物工学研究センター教授。2009年工学院大学工学部環境エネルギー化学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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