内容説明
ねじは、私たちの生活の中で様々に使われ、機械を構成するための重要な要素として、近代機械工業の技術史に大きな足跡を残しています。ねじはまた、近年の輸出入の増大に伴い、機械製品の現地組立てや補修のため、早くから国際標準化がいわれ、ISO(国際標準化機構)も1947年の設立以来、最優先課題として取り組み、わが国でもISO規格制定に呼応して規格の整備が精力的に進められてきました。本書は、歴史的背景の下に整備され充実してきたねじの規格・締付け、緩み、設計のポイント等を初心者向けに優しく解説。
目次
第1章 ねじとは
第2章 ねじの歴史
第3章 ねじ部品
第4章 ねじの強度と材料
第5章 ねじの締付け
第6章 ねじの緩み
第7章 ねじ設計のポイント
著者等紹介
山本晃[ヤマモトアキラ]
東京工業大学名誉教授。東京電機大学名誉教授。工学博士。1917年高知市で生まれる。1939年東京工業大学機械工学科卒業。1957年工学博士。1958年東京工業大学教授、1977年同校を定年退職。1977年東京工業大学名誉教授。1977年東京電機大学教授、1987年同校を定年退職。1996年東京電機大学名誉教授
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