目次
第1話 経済性分析の勘どころ
第2話 意思決定に役立つコストのとらえ方―比較の基本原則と可変費用
第3話 利益の生まれる仕組み―利益計画の経済性分析
第4話 有利な製品を選択する―限界利益と制約条件に注意を向ける
第5話 失敗のコストと改善の利益―比較の基本原則を整理する
第6話 利益の生まれ方を長期でみる―キャッシュフロー利益とお金の時間価値
第7話 経営資源の効率に注意を向ける―複数投資案の比較と選択
第8話 すぐに使える身近な応用例―いろいろなキャッシュフロー分析
著者等紹介
伏見多美雄[フシミタミオ]
1958年慶応義塾大学経済学部卒業。引き続き同大学院修士・博士課程修了、経済学博士(1972年)。1961年慶応義塾大学工学部管理工学科助手。同専任講師、助教授。1975~77年米国留学。UCバークレー校およびハーバード大学経営大学院客員研究員。1977年慶応義塾大学ビジネス・スクール教授・兼大学院経営管理研究科教授。1994年東京理科大学経営学部教授。現在、慶応義塾大学名誉教授、学校法人東京理科大学監事。学術受賞、経営科学文献賞、経営技術開発賞、義塾賞、日本会計研究学会太田賞、日本公認会計士協会中山MAS文献賞、VE功労賞。学会活動、日本OR学会、日本経営工学会、日本管理会計学会、IMA日本支部で、理事などの役員を歴任
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感想・レビュー
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しゅわっち
16
わかりやすかった。個人の保険の見直しやローンの見直しに役に立つと思った。企業で投資すべきかの判断の参考には、なると思います。また、例がたくさん載っているので、それを利用して自分にあてはめることができるように感じました。いいはなしシリーズを読もうと思います。2020/12/12
まつを
4
仕事の合間をみてやっと読了しました。数年前に読んだ『経済性工学の基礎』を読んで以来、どんな仕事に従事しようとも経済性分析は必ず必要だと信じていたからです…本書の良い点は『経済性工学の基礎』に対し、例題に対する答えがちゃんと記載されている点ではないでしょうか。しかし両書に共通している事ですが、複利係数を略記号と係数表から導くことは確かに便利ですが、略記号や係数表に頼らず、数式から計算できるようになった方が後々の事を考えるとより実践的だと感じています。2017/03/24
凸凹
0
★★★2012/10/09