内容説明
第1章は、企業が取り組まなければいけない問題や課題が従来に増してグローバル化し、広がりを持ってきている。つまり、現場の問題が、今は経営の問題として扱われるようになってきている現状に対する方法論を述べている。第2章は、「魅力的な課題達成法」として提言するには、まだまだ道のりは遠い。しかしながら、各方面で取り組まれている活動内容を取りまとめることによって、問題解決のいいところと、課題達成のいいところを取り入れた「魅力的な課題達成法」をまとめることを目指している。第3章は、提案を目指すアプローチ方法の具体的な適用手順について紹介している。
目次
1 問題と課題の広がりに対応して(問題解決とは何か;課題達成法の適用事例)
2 魅力的な課題達成法の概念と体系(企業が取り組む課題とそのアプローチ方法;魅力的な課題達成法の概念とアプローチ方法)
3 魅力的な課題達成法の具体的展開(課題からテーマを設定する;現状を把握する;対策を立案する;対策を実行する;プロセスを改革する;効果を把握する)
著者等紹介
猪原正守[イハラマサモリ]
1976年東京理科大学理工学部数学科卒業。1984年大阪大学大学院基礎工学科博士課程修了。1989年大阪電気通信大学工学部経営工学科助教授。現在、大阪電気通信大学総合情報学部情報工学科教授、博士(工学)
今里健一郎[イマサトケンイチロウ]
1972年3月、福井大学工学部電気工学科卒業。1972年4月、関西電力株式会社入社、同社TQM推進グループ課長、能力開発センター主席講師を経て、2003年7月ケイ・イマジン代表。現在、ケイ・イマジン代表、追手門学院大学経済学部非常勤講師、財団法人日本規格協会嘱託、財団法人日本科学技術連盟嘱託
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