内容説明
その製品を手に取ったときの感動、その車を運転するときの興奮―あなたの製品・サービスはどんな感情経験をくれますか。
目次
第1章 序論―競争力としての「アフェクティブ」
第2章 安全・信頼・ユーザビリティ・その次に来るもの
第3章 感情と愛着―affectからaffectionへ
第4章 アフェクティブ・クォリティを読み解く考え方とツール
第5章 アフェクティブ・クォリティをつくり出す―デザインからブランド戦略まで
第6章 アフェクティブ・マネジメント
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
burkett
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「顧客やユーザにある特定の感情的経験をあたえる有形無形の全ての質」をアフェクティブ・クオリティという。感性品質とはどう違うのか?というと、デザインの質だけではなく、意匠、技術、マネジメント、顧客サービスなど組織全体にわたる活動の「質」を対象としているところが異なる。これと似た(?)ものにエクスペリエンスデザインや経験価値などがある。で、この辺りの文献もまとめて整理してくれているので、頭の整理や研究アイデアの刺激になる。文面もわかりやすく小さ目な本なので、結構よかった。感性系の研究に興味があるのなら必読。2011/01/17
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