内容説明
お客様に安心して、いつまでも安全に使っていただける“良いモノづくり”を可能にするのは、モノづくりに携わる一人ひとりの技術者である。設計の変更点やお客様の使用条件・環境条件の変化点に潜んでいる問題にいかに気づくか、一人ひとりの技術者が、これまで以上に感度を上げていかなければならない。本書で提案している“Qの確保”に関する実践的内容が、モノづくりに携わる技術者の仕事の質を更に向上させることに役立ち、技術分野の信頼を回復するための一助となることを願っている。
目次
第1章 先人たちの品質へのこだわり
第2章 最近のモノづくりで何が起こっているか
第3章 モノづくりにおける“Qの確保”
第4章 “Qの確保”のための問題発見と問題解決(未然防止)
第5章 “Qの確保”へのアプローチ―プロセスマネジメントと問題解決
第6章 プロセスを見える化するプロセスマネジメントの実践方法
第7章 開発・設計における技術力アップのための問題解決の実践方法
第8章 “Qの確保”を支えるデザインレビューとデータベース
第9章 “Qの確保”の源泉―現場力と職場力
第10章 まとめと今後の課題
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