内容説明
NLF(新たな規制の枠組み)導入によるニューアプローチ指令への影響は?RoHS2に代表される新たな規制分野は?何をどのように管理すればCEマーキング要件に合致するのか、わかりやすく解説。
目次
1 CEマーキング制度の基礎(欧州統合の歴史;CEマーキング制度に関する基本用語の解説;EUの法令と体系;新たな規制の枠組み;CEマーキング制度の対応プロセス;規制当局による市場監視;主なニューアプローチ指令の概要;その他の関係指令)
2 事業プロセスにおけるCEマーキング対応要領(開発設計;設計製品の適合性評価;適合宣言書・技術文書の作成と保管;製品表示及び指示;量産製品の品質管理)
3 市場における不適合リスク管理(変更管理;市場監視当局とのリエゾン;市場流通製品に適用されるその他の安全指令への対応)
4 CEマーキング制度に関するQ&A
著者等紹介
梶屋俊幸[カジヤトシユキ]
1976年松下電器産業株式会社(当時)に入社。モータ応用機器の設計を担当。1985年同社技術本部に異動の後、欧州技術法規駐在員としてドイツに駐在。現地関係機関とのリエゾン役を務める。(1993年に帰任)。1994年(社)日本電子機械工業会(後の(社)電子情報技術産業協会の前身)の各種適合性評価関連委員会の要職に就任。2001年日本工業標準調査会(JISC)臨時委員に就任。ISOの各種適合性評価基準のJIS化を担当。2005年IECEE国内審議体制改編に伴い、IECEE国内審議委員会委員長に就任。2009年IEC適合性評価評議会(CAB)日本代表委員に就任。2010年日本機械輸出組合(JMC)基準認証委員会委員長に就任
渡邊潮[ワタナベウシオ]
1976年パイオニア(株)入社。国際部にて、輸出管理業務を担当。1991年アメリカ販売法人に駐在。映像機器及びソフト関連の経営管理及びマーケティング業務を担当。1996年本社品質管理部門にて、全社製品安全及び適合性評価関連の統括業務を担当。2002~3年(一社)電子情報技術産業協会旧安全認証専門委員会(現国際制度専門委員会)委員長に就任。~2011年本社品質保証部門にて、全社海外適合性評価関連の統括業務を担当。同年9月パイオニア(株)定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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