出版社内容情報
ISO14001の2015年改訂において新しく導入された要求事項に「リスク及び機会」がありますが、馴染みの薄い概念のため、ユーザーからの疑問がよく聞かれます。 本書は、この「リスク及び機会」にスポットを当てた解説書です。ユーザーからよく聞かれる疑問に対して、ISO14001:2015の審議に日本代表委員(エキスパート)として参加した筆者によるQ&A形式での解説から、検討の経緯、ISO14001:2015の各箇条との繋がりまで、「リスク及び機会」の概念を詳細に解説しています。 同時期に改訂されたISO9001:2015にも「リスク及び機会」の概念は導入されているため、ISO9001:2015を利用している方にもぜひ手に取って頂きたい1冊です。
内容説明
ISOマネジメントシステムの“リスク”“機会”がわかる!附属書SLベースのISO MSSに共通する要求事項である“リスク及び機会への取組み”を詳解!ISO14001/ISO9001/2015年版準拠。
目次
第1章 Q&A
第2章 附属書SLと“リスク及び機会”
第3章 ISO 14001と“リスク及び機会”
第4章 “リスク及び機会”とEMSの主要な要素との関係
第5章 複数マネジメントシステムの統合的利用と“リスク及び機会”
第6章 監査・審査における“リスク”の考え方
第7章 これからのEMSと“リスク及び機会”
著者等紹介
吉田敬史[ヨシダタカシ]
1972年東京大学工学部電気工学科卒業。三菱電機株式会社入社。1974年~75年米国ウエスティングハウス社留学。1975年三菱電機株式会社制御製作所にて、電力系統保護システムの設計開発業務に従事。1991年三菱電機株式会社環境保護推進部。2004年三菱電機株式会社環境推進本部本部長。2006年三菱電機株式会社退職、合同会社グリーンフューチャーズ設立。現在、合同会社グリーンフューチャーズ代表、など。平成11年度工業標準化事業功労者通商産業大臣賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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