目次
第1部 都市と農村の結合(地域主義と地域計画;田園都市運動の展開―イギリスとの差異;地域計画の成立―R.シュミットのルール地域計画;ナチス・ドイツ下の国土計画;W.レプケの地域主義と地域計画論―戦後西ドイツ空間整備政策の思想的背景;西ドイツ空間整備政策の成立;都市民と“農”・自然の結合―クラインガルテン制度を通して;農村民と都市の結合―地域政策と兼業農家対策を通して;低成長期の空間整備政策と農村振興;現代ドイツの空間整備政策;日本における地域開発政策の課題;日本における農村地域計画の課題;持続的農村地域の形成のために;都市と農村の結合―日独地域政策の比較を通して;西ドイツの空間整備研究)
第2部 日本の農村地域計画をめぐって(日本経済の展開と農業・農村の役割;農林業にとって地域とは何か―「場の農学」序説;日本の市民農園;都市・農村論から「場の農学」論へ)
著者等紹介
祖田修[ソダオサム]
1939年、島根県生まれ。京都大学農学部農林経済学科卒業。農学博士。農林省経済局、龍谷大学助教授、京都大学大学院農学研究科教授、放送大学客員教授、福井県立大学経済経営学部教授・同大学学長、などを歴任。現在、京都大学名誉教授、福井県立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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