目次
本書の目的と理論的枠組み(農村女性に注目する時代的背景とパーソナルネットワーク論;農村社会・農業経営分野における女性研究と社会関係研究;パーソナルネットワーク論の先行研究と分析手法;本書の課題と接近方法)
女性の農家生活への適応過程とパーソナルネットワーク―北海道空知支庁における事例分析より(婚姻による農家生活への適応過程;適応過程における問題解決を支えるネットワーク;出身家庭(農家・非農家)による適応過程の相違
小括)
農村女性のパーソナルネットワークの実態と規定要因(間柄別サポートの動員―茨城県 都市近郊集落婦人会会員の事例分析より;パーソナルネットワークの規定要因―静岡市JAミセスの事例分析より;高齢女性のパーソナルネットワークと地域おこし活動―京都府美山町の事例分析より;パーソナルネットワークと地域文化―沖縄県読谷村の事例分析より)
農外から参入する女性の適応過程とパーソナルネットワーク(農外からの新規参入における女性の位置;新規参入者の価値意識とパーソナルネットワーク構造―雑誌『百姓天国』投稿者に対する調査から;新規参入女性の農業の姿勢とパーソナルネットワーク―北海道央の新規参入女性の分析)
女性農業者のネットワーク形成の意義(パーソナルネットワークとネットワーク組織;ネットワーク組織の形成;全国ネットワーク組織の意義;小括)
結論と残された課題(まとめ;提言;残された課題)