内容説明
本書の第一部では、欧米及び日本の協同組合運動のルーツを探ってみた。第二部では、戦後六〇年を経過した農協、漁協、生協の運動史を辿ってみた。また第三部では、協同組合運動の将来展望を試みた。さらに巻末資料では、協同組合に関する社会科的な豆知識をジャンル別に集約した。
目次
第1部 協同組合運動の源流(ヨーロッパ協同組合の起こり;わが国協同組合のルーツ;明治・大正期の協同組合;昭和初期の協同組合)
第2部 協同組合運動の戦後六〇年(農協の戦後六〇年;漁協の戦後六〇年;生協の戦後六〇年)
第3部 協同組合の将来展望(協同の起点としての「地域」;経済体制と協同組合;協同組合運動の長期ビジョン)
巻末資料 協同組合の常識アラカルト(海外協同組合の歩みと現況;わが国協同組合の歩み;わが国協同組合の現況;協同組合の事業と経営)
著者等紹介
鈴木俊彦[スズキトシヒコ]
1933年静岡県生まれ。静岡高校を経て57年早稲田大学法学部卒業。同年家の光協会に入会。58~60年全中広報局出向。67~70年大阪支所編集駐在員として東海近畿版を担当。出版部編集長、『地上』編集長、編集委員室長、電波報道部長等を歴任。93年退職後フリーライター。日本ペンクラブ、農政ジャーナリストの会、協同組合懇話会、協同組合学会、農協研究会の各会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。