内容説明
むらを生かす農業経営者。むらが取り込む市場社会。「元気農業」の著者が15年ぶりに放つ。自立したむらと農。農を素材に新しい日本を読み解く、農の哲学。
目次
第1章 依存から創造へ
第2章 経営するってどんなこと?
第3章 知恵を出し知識を作る
第4章 消費社会の市場原理をひもとく
第5章 むらになじむか経営者
第6章 自由になると共同がほしくなる
著者等紹介
大泉一貫[オオイズミカズヌキ]
宮城大学事業構想学部学部長、事業構想学研究科教授食農関連事業論。1949年宮城県生まれ。東京大学大学院修了。農学博士。食・農・環境・コメから日本社会を展望する評論活動を展開。数々の政府委員を歴任し、幾多の政策志向をもった提言をしつづけている。機関車効果や一点突破など数々のキーワードで農業振興のノウハウをつくりあげる
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