内容説明
本書は、現在、どのような農業経営者が、いかなる経営管理によって、どんな形態で経営成長を行っているかを分析し、新しい時代に向けての経営成長のマネジメントを実践論として明らかにするものである。
目次
序章 本書の目的と分析枠組み
第1章 農業経営者の経営者能力と意欲、その規定要因
第2章 農業経営の経営目的、経営戦略の高度化
第3章 現代農業経営の経営管理の高度化
第4章 現代農業経営の管理と経営組織の再編
第5章 現代農業経営の多角化とイノベーションの現段階
終章 現代農業経営の成長と経営の自立化
著者等紹介
木村伸男[キムラノブオ]
1943年島根県松江生まれ。1969年東京農工大学大学院(農学研究科修士課程)修了、1972年千葉県農業試験場勤務、同場農業経営研究室長、千葉県農林部農業改良普及課主任農業専門技術員を経て、1993年10月岩手大学農学部教授、1998年日本農業経営学会副会長、2002年農学部寒冷フィールドサイエンス教育研究センター長を歴任し、現在、国立大学法人岩手大学農学部教授、同副学部長、放送大学客員教授、東北農政局国営事業再評価第3者委員、東北農政局生産振興総合対策事業効果評価委員、岩手県農政審議会委員、岩手県政策評価委員会委員など。農業経営学、地域マネジメント学などを担当。農学博士
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